広告効果測定

概要

NRIが提唱する“広告効果測定”サービス

野村総合研究所(NRI)、広告に関するコンサルティング活動をこれまで数多く行ってきました。

しかしながら、従来の調査手法で得られた調査結果では、いざ分析を試みようとしてもデータ不足や偏りが見受けられることも多くありました。また、広告領域において「結果の検証」や「PDCAサイクルの構築」は、これまであまり重要視されてきませんでした。

一方、インターネットの登場によって「結果を数字で語る」ことが一般的なこととなり、従来からの広告媒体についても、その効果の検証、分析が求められるようになりました。

そうしたニーズにお応えするべく、NRIオリジナルのデータ及びオリジナルの分析手法を確立し、広告主を中心に幅広くご提供しているのが、このシングルソースデータサービスです。

サービスの特徴

NRIシングルソースデータの全体像

シングルソースデータの調査体系の全体像をご紹介します。同一の調査モニタに対して、「メディアへの接点」と、広告出稿前後での「購入意向などの顧客ステップ」を聴取することで、正確な広告接触による効果を捉えます。

「差分の差分」を用いた分析手法

広告に触れた人の態度変化と、触れていない人の態度変化との「差」を取ることで、効果を測定します。複雑な手法を用いないため、効果の概観が掴みやすく、アカウンタビリティを高めます。

メディア別の効果を比較

これまで個別に分析していた広告の効果を、同じ評価軸で検証します。メディア別に、接触率(到達率)とその効果を総覧します。また、これらを掛け合わせることで生活者全体への影響やROIの算定も可能となります。

クロスメディアの効果測定

同じモニタにすべてのメディア接点を調査するため、クロスメディアによる広告施策を展開した際、生活者への正確な接触状況、さらにその状況別に、どの程度の効果があったのかを捉えることが可能です。

最適な出稿配分の算定

クロスメディアでの広告戦略を立案する際、担当者が非常に頭を悩ませるのが各メディアへの広告出稿配分です。NRIでは、独自のシミュレーターをご用意しています。これまで蓄積した多くの調査結果を用いて、最適解を算定します。

次の広告戦略の検討

シングルソース調査は結果を出すことだけが目的ではありません。広告の3要素である、出稿量、出稿先(手法を含む)、クリエイティブについて、次回の戦略へのインプット情報を提供します。

その他の特徴