NPS分析
概要
NPS(Net Promoter Score)は顧客のロイヤルティの程度を把握するための指標です。製品やサービスをどの程度他人に勧めるかを、10「非常に薦めたい」から0「まったく薦めたくない」の11段階で聴取することにより、顧客のロイヤルティの強さを測定します。
点数によって顧客を、
- 「推奨者」:ロイヤルティの高い熱心な顧客であり、自らが継続購入するだけでなく、他者に対しても購入を勧める人
- 「中立者」:満足はしているが、熱狂的なファンではなく、他社に流れやすい人
- 「批判者」:満足しておらず、場合によっては他者に購入を控えるような口コミをする可能性もある人
に分類した上で、NPS=推奨者の割合 - 批判者の割合 として算出します。
NPSを時系列や出稿の前後で比較したり、競合と比較したりすることにより、施策によって顧客のロイヤルティを高められているのか、市場における自社の相対的なポジションはどの程度か、などといった分析が可能となります。
サービス内容
(調査概要)
調査サンプル
- 通常の広告効果測定メニューに準拠
調査項目
- 他者推奨の程度(11段階)
- 他者推奨/非推奨の理由(自由回答)
設問文(例)
- 他者推奨の程度(11段階)
『あなたは、○○をどれくらい、他の人に薦めたいと思いますか。10「非常に薦めたい」から0「まったく薦めたくない」の11段階でお知らせください。』
- 他者推奨/非推奨の理由(自由回答)
『あなたが、○○を薦めたい、または、薦めたくない理由として前問で選択した事柄について、具体的にどのような内容かお知らせください。(自由回答)』 ※表現方法については、対象とする企業・商品・サービス、調査結果の利用目的
アウトプット
NPSの算出を行うとともに、推奨者、中立者、批判者の分布をご提示。自由回答で調査した、推奨者や非推奨者の理由もあわせて分析いたします。
また、購入意向や好感度など、広告効果測定の基本メニューで調査している目標変数とのかけあわせた分析も可能です。
テレビや路線利用を含む媒体接触も聴取しているため、媒体接触者別にNPSを算出することももちろん可能です。例えば「ロイヤルティの高い顧客にリーチするには、どのような路線に広告を出稿すればよいか」などといった分析をすることもできます。
- 費用
- 50万円~(税抜き)