デジタル施策効果測定

概要

全国3万人の消費者パネルを利用し、パソコンやスマートフォン上に掲出されるデジタル広告のログ情報と、広告出稿の事前事後に行うアンケート調査結果を組み合わせ、より正確にデジタル広告施策の効果が把握できるサービスです。

日本で初めて、Cookieパネルに広告出稿の“前-後”で調査

従来Cookieパネル※1を用いて広告効果を測定する際には、広告出稿後しか調査をしないことが一般的であったため、出稿前からの変化(リフト率)が計測できませんでした。一方、NRIのシングルソース調査※2を基にした「InsightSignal※3」では、デジタル広告出稿の効果は、プロキシサーバのアクセスログデータを中心に分析しています。しかしながら、広告手法の多様化やスマートフォンの急速な普及に伴い、ターゲットを絞って小規模に行う広告施策も増え、多人数のパネルによる調査手法が求められるようになっています。

本サービスは、Cookieパネルによる大規模調査の利点を活かしつつ、シングルソース調査の根幹である、広告出稿の事前・事後のアンケート結果を組み合わせることで、広告効果をより正確に把握できます。本サービスの主な特長は、以下のとおりです。

デジタルパネルの主な特徴

(1)出稿“前-後”での効果測定

ターゲティング出稿を行った場合、広告への接触者の指標が高いのは当然であり、必ずしも効果があったとは言い切れません。本サービスはデジタル広告出稿の事前と事後の2回調査することにより、接触者、非接触者それぞれの事前、事後の指標を把握するため、広告出稿の効果をより正確に把握できます。

(2)パソコンとスマートフォンの両方の広告接触を補足

パソコンとスマートフォンの両方をCookie連携したパネルであるため、Web上での広告接触回数を幅広く、正確に捕捉することが可能です。(1端末のみの保有者は、その端末のみ連携)

(3)少量出稿に対応

全国3万人の消費者を対象とするCookieパネルで広告接触を把握するため、クリエイティブ別の分析など、少量出稿の広告でも分析が可能です。