Marketing Analysis Contest

マーケティング分析コンテスト

2022

審査結果・レポート公開中

提供データ

1.データの概要

関東圏(一都六県)に居住する3,000サンプルの同一調査対象者(20~69歳の男女個人:人口比を反映)から、2022年1月22日から4月2日にわたって収集した、広告・宣伝メディアへの接触状況と商品の購買行動に関するデータを、未加工のデータ(ローデータ)として提供します(データの特性と調査方法は、それぞれ図1~3をご参照ください)。データ構成などの詳細は、専用サイトをご覧ください。

2.調査対象商品

(以下は2021年の結果です。2022年は6月に更改します)
商品別の購買状況では、以下のような商品のデータを提供する予定です。

  • 飲料(32商品)
    • 炭酸
    • 缶コーヒー
    • 無糖系
    • スポーツ・機能性
    • ドリンク剤
    • その他
  • アルコール(10商品)
    • ビール、発泡酒、新ジャンル
    • チューハイ
  • 食品(25商品)
    • 菓子
    • アイス
    • 健康食品
    • その他
  • サービス(13商品)
    • 外食
    • 携帯電話サービス
  • 家電(14商品)
    • デジカメ
    • テレビ
    • プリンタ
  • 化粧品(11商品)
  • 医薬品(17商品)
  • 自動車(2商品)
  • 保険会社(11商品)
  • その他(9商品)

3.分析事例

本コンテストで提供する「シングルソースデータ」を用いることで、以下のような分析をすることが可能です。

  • テレビCMのフリークエンシー別の購買状況
  • テレビCMを見せてWebへ誘導できている割合
  • 番組の視聴者にあった商品の宣伝
  • WEBサイトの閲覧が購買に及ぼす影響
  • WEB上の口コミが商品選びに及ぼす影響
  • テレビとWEBの相乗効果
  • カテゴリー別の最適な雑誌出稿パターン
  • テレビ番組や雑誌などにおけるパブリシティの効果
  • 電車の中吊り広告が購買に及ぼす影響
  • カテゴリー別の消費者がよく使うチャネル
  • 消費スタイル・ライフスタイルが商品選択に及ぼす影響
  • メディアミックスの最適化

4. データの提供方法

今回のシングルソースデータは非常に膨大な量になります。3,000サンプルという調査対象者が多いだけではなく、テレビ番組数では1万5千番組、調査対象商品も140ブランド、Webサイトは4,000サイトなど、分析対象となる変数の量も膨大です。そのため、エクセルなどの表計算ソフトでは全てのデータを同時に分析することはできません。十分な分析をするためには、データベースソフトや統計処理ソフトなどの活用が必要になります。
今回も、誰もが分析することができるように、以下のような2つのパターンでデータを提供する予定です。
また希望者に限り、R言語用のデータも提供します(6月に順次送付予定)

SAS、SPSS形式

  • 統計処理ソフトのSASやSPSSをお持ちの方が、そのまま利用できるような形でローデータを提供
  • 変数の定義・値なども保存されているためすぐに分析作業が可能

CSV形式

ローデータを調査別のファイルに分割してCSV形式で提供

  • 変数などの定義については別ファイルでの提供
  • 分析したいデータを抽出し、表計算ソフトなどにデータを変換することで分析可能

R形式(希望者のみ6月より配布予定)

  • マルチプラットフォーム、オープンソースのため、特別な統計処理ソフトをお持ちでなくても、分析が可能
  • 各データはデータフレームとして作成してあり、R言語でそのままロードするためのファイルを提供