建設・不動産、住宅設備
建設・不動産、住宅設備業界でも、シングルソースデータの活用が進んでいます。購入頻度が低いため、商材そのものだけではなく企業イメージや認知度、信頼度の向上のために広告を展開することが多くなります。一方、広告に携わる人員や専門家が少ないこともあり、内部で大きな手をかけずとも効果を把握できる点が注目されているのです。
広告出稿はテレビCMが中心ですが、商材を詳しく伝えるためのWebを用いたクロスメディア展開も見られます。また、ターゲット層との親和性が高いこともあり、他の業界に比べ新聞を使う比率が高くなる傾向にあります。
購買に至るまでの具体的な顧客行動が捉えにくい分、企業イメージや好感度、ブランド想起など、生活者の態度変容を確実捉えるためにシングルソースデータが積極的に活用されています。また、社内で共有するための資料や、予算配分の妥当性判断などの材料としても利用されます。
主な目標関数
- 認知
- 購入意向、利用意向
- 純粋想起、第一想起
- メッセージ認知
- 企業イメージ、好感度
主なノルム値
- 10回接触時CM認知率
- 31.7%
- CM好感度
- 54.2%
- 名称認知への効果
- 0.6pt
- 詳細認知への効果
- 2.4pt
- 興味関心への効果
- 3.2pt