広告効果賞2023
- 広告効果賞とは
- この賞は、企業が広告を行う本来の目的である「ビジネスへの効果」を軸に、商品やサービスに対して生活者が抱く、「利用したい」「購入したい」という意向の向上に効果のあった広告を表彰するものです。NRIでは2017年にこの賞を設け、今回が7回目の表彰です。
緑茶市場へ後発として参入するにあたり、「香り」という商品特性を「爽快」というイメージに重ねて展開した。アフターコロナの機運が高まる中、活力のある音楽、活力のあるスポーツ選手を起用し、解放感のあるクリエイティブを構築。ブランドの定着に成功した。
新型車の立ち上げにあたり、ターゲットに特に有効なクリエイティブを事前に検証し、本番施策として実行。印象的な公式キャラクター「デリ丸。」を登場させたことで、記憶に残りやすくなり、デリカミニへの認知や興味を大きく引き上げることができた。
メディア横断で一貫して「のどの痛み」の機能訴求を強化。目的を名称認知から商品理解に変えたことで「のどの痛み」への効き目という機能をわかりやすく浸透させ、狙っていた若・中年層を中心に購入意向が高まった。
製品の成長に合わせたクリエイティブの変更が奏功した。タレントのイメージがうまく商品に連動するようにタレントのキャラクター設定を変更した結果、狙っていた「食べごたえ」や「濃厚さ」というメッセージが伝わり、購入意向を喚起できた。
企業として約10年ぶりに新発売した大箱ルウカレーブランド。母親役が子どもの成長を見守るシーンを通じて「大人だけでなく子どもも食べられるスパイス感のあるカレー」というコンセプトが伝わり、大きな購入意向が創出された。
発売30周年を記念した、リブランディング施策。マウントレーニア「らしさ」を残しつつ新しいイメージを付加することに成功した。テレビCMでは飲むと癒されるブランドイメージの醸成に貢献し、ターゲット層においては強い購入意向を喚起するとともに、生活者全体にも広告効果が見られた。
チョコレートとソースが映るシーンを強調したことで、商品性(チョコレートの食感・ソースがあふれ出る感じ「パリじゅわ」)を印象に残すことに成功。ノンタレントのCMではあるが認知率も高く、購入意向が創出された。