2018年7月19日
ワールドカップは好きですか
やっぱり4年に1回がいい?
さて、2018FIFA ワールドカップロシア大会は約1ヵ月の激闘の末、フランスが20年ぶり2度目の優勝となりました。西野ジャパンも開催前の下馬評を覆し、ベスト16という成績を収め、日本国内でも大変盛り上がりました。
それでは、この盛り上がったサッカーのワールドカップ、みなさんはどの頻度で開催して欲しいと思っているのでしょうか。
サッカーワールドカップは何年ごとに開催されて欲しいですか
もっとも多かったのは、約半数の方があげた4年に1回。2番目に多かったのは2年に1回となりますが、圧倒的に現行どおりの開催を希望しているようです。大変盛り上がったものの、毎年開催となると、ありがたみが薄れてしまうのでしょうか。。
続きまして、少し変な質問になりますが、もし、自分自身が、生まれ変わったとして、今回のサッカーのワールドカップに参加できたとしたら、どの立場で参加してみたかったのかを調べてみました。
ワールドカップにどの立場で参加したいですか
一番多いのはやはり選手。続いてサポーター・応援団となっています。人気がないのが、審判やレフリー。今回、ワールドカップで初めてVAR(Video Assistant Referee)が導入され、これまで以上にクローズアップされました。そのうち、全ての判定をロボットなどが代用する時代がくるのでしょうか。。また、意外に監督は人気がありません。勝つにせよ、負けるにせよ、大変な重圧なのでしょう。ちなみにその他では、FIFAや日本サッカー協会の幹部といった重いものから、選手と手を繋いで入ってくる子供、といった微笑ましい回答もございました。
では、こちらを性別に見てみると、少し違いが出てくるようです。
ワールドカップにどの立場で参加したいですか(性別)
男性に人気なのは、選手と監督。女性に人気なのは、サポーターと会場運営側となっています。今度の2020年、東京オリンピック、パラリンピックでも、女性の活躍が期待されますね。
眠くても何とかしようとするオジサン、オバサン。若いひとはあっさり
今回、ロシアでの開催ということで、放送が深夜から早朝になる試合も多数ありました。ということで、ワールドカップの内容とは少し離れますが、眠いにも関わらず試合を見たい、と思ったとき、どのように対処しているのでしょうか。
どうしても見たい試合の直前で眠くなってしまったときの対処方法
王道のコーヒーやエナジードリンクを飲むに続き、顔を洗う、体を動かす、目覚ましをかけるなど、何とかして見ようとする項目が上位に入ってきますが、録画する、ダイジェストでよい、我慢できずに寝る、という人たちもかなり多く、眠さとの戦いはそう簡単ではないようです。
では、こちらを年代別に分解してみましょう。
どうしても見たい試合の直前で眠くなってしまったときの対処方法(年代別)
そうすると、コーヒーやエナジードリンクを飲むでも、体を動かすでも、目覚ましを設定するでも、比較的年齢層があがるほうが高くなっており、何とかして見てやろうという傾向があるようです。
逆に若い人は、ネットやゲームをしたり音楽を聴くなどしながら待つ、といったスマートなスタイルが見られるとともに、そもそもどうしても見たい試合はない、と答えるのが最も多いです。若い方は年齢の高いひとに比べて、あっさりしているのでしょうか。
ちなみに、弊社調べの日本戦の個人視聴率(関東)は、
日本×コロンビア 21時キックオフ 42.7%
日本×セネガル 0時キックオフ 日本テレビ:28.5%、NHKBS:6.3%
日本×ポーランド 23時キックオフ 38.1%
日本×ベルギー 3時キックオフ 20.7%
となっております。やはり開始時間が遅くなるにつれ、視聴率は小さくなるようです。
出典)野村総合研究所 2018年6-7月期シングルソースデータ(関東エリア 男女20-69歳:N=2,534)(松本 崇雄)